圧着端子の種類について。
〇圧着スリーブ
〇Eスリーブ
- 銅線用裸圧着スリーブE形(リングスリーブ)
- 屋内配線工事全般に使用
- 電気工事で最も使用頻度が高い圧着端子
- Eスリーブの最大使用電流は以下のとおり
・小:20A
・中:30A
・大:30A - 大スリーブはほとんど出番なし
〇Pスリーブ
- 銅線用裸圧着スリーブP形
- ケーブル同士の接続に使用
- 重ね合わせ接続のみ可能
- より線用のリングスリーブ的な立ち位置?
- Pスリーブの最小使用電流は31A
- 合計値が合えば別サイズの電線同士でも接続可能
・例:P38 → 14sq+22sq=36sq(38sq以下なのでセーフ)
〇Bスリーブ
- 銅線用裸圧着スリーブB形
- ケーブル同士の接続に使用
- 突き合わせの接続のみ可能
- 同サイズの電線同士しか接続できない
・例:B14 → 14sq*2 - 圧着回数は右中央と左中央で計2回
〇圧着端子
〇R端子
- 銅線用裸圧着端子丸形(R形)
- 0.3~325sqまで
- ブレーカ・端子台・機器配線接続などに使用
- 絶縁被覆付きあり
〇Y端子
- 銅線用裸圧着端子先開形(Y形)
- 0.3~14sqまで
- リレー・端子台・弱電・計装などに使用
- 絶縁被覆付きあり
〇棒端子
- 銅線用裸圧着端子棒形(TC形)
- より線を単線にして器具に接続するときに使用
- 絶縁被覆付きあり
〇その他
〇閉端端子
- 絶縁被覆付閉端接続子(CE形)
- 弱電工事では必須の圧着端子
- スピーカー・電話・信号線・感知器などに使用
- 電線ではなくコード専用?
- 端子自体に定格電流あり
・CE1: 7A以下(電線抱合範囲:0.5~1.75㎟)
・CE2:12A以下(電線抱合範囲:1.0~3.0㎟)
・CE5:17A以下(電線抱合範囲:2.5~6.0㎟)
・CE8:23A以下(電線抱合範囲:4.0~9.0㎟)
※接続コードの合計値が電線抱合範囲に収まるように端子を選ぶ
〇差込型ピン端子(PC形・PCE形)
- 2つの形がある
・M形:オス
・F形:メス - 家具工事・いったんケーブルを離線して繋ぎたいときに使用
〇Tコネクタ
- 分岐接続用の端子
- 幹線工事・接地工事・分岐接続などに使用
- 形がCっぽいので「C形」と呼んでいる人もいる
・Cコネクタは別に存在するので「C形」と言われた際には注意
〇補足
- ブレーカなどでR端子が引っかかって使えない場合は裸圧着端子CB形を使う。
〇知識のパクリ元 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=VhIOww-Rgac