回路計(テスター)の使い方について
〇前提
〇リード線
- 直流電圧の計測時はリード線は赤が+で黒が-になる。
・逆に測ると結果が-になる。
・デジタルは問題ないがアナログ式はこれがぶっ壊れる原因になるから注意。 - 交流電圧の計測時はリード線の色は+-はどっちでもいい。
〇ゼロ調整
計器の針が0の位置にくるように調整をする(デジタル式では不要な工程)。
〇断線チェック
- 抵抗を測る際はリード線同士を短絡して抵抗が表示されるかどうかをチェックする。
- 抵抗が表示されない場合はリード線の断線を疑う。
〇レンジの種類
- 直流(---V):直流電圧を測る際に使用(赤が+・黒が-)
- 交流(~V) :交流電圧を測る際に使用(色はどっちでもいい)
- 抵抗(Ω) :抵抗を測る際に使用(使用前に短絡してテスト)
- 導通(→←):導通試験の際に使用(回路の断線をチェック)
〇補足
テスターのレンジをΩに合わせたまま商用電源の測定をすると、漏電ブレーカの誤作による電気設備の停止やアーク放電の発生などがあるので絶対にやってはいけない。
基本的には回路計では電流は計測しない。電流の計測はクランプ形電流計を使う場合がほとんどらしい。というかそもそもHIOKIのデジタルマルチメーターにはACAとDCAのレンジが存在しない。
知識のパクリ元 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=aCnDnXouZCI